初級・中級者向け~ウェブ制作備忘録
ご自宅で突然インターネットが利用できなくなったことはありませんか?「インターネットが繋がらない」お悩みについて改善方法をご紹介します。インターネットに接続が出来ない場合、さまざまな原因が想定されますが、ご自宅の中に原因がある場合もあります。
つながらなくなったら、まずはご利用端末(パソコン、スマートフォン、タブレット)と無線ルーターやモデムの電源を落とし、再起動してみましょう。
特にモデムや無線ルーターは、一度起動したら電源を落とすことがないため、熱がこもってしまい不具合が起きてしまうことがあります。そのため、再起動することで改善する可能性があります。不調を感じたら真っ先に試してみてください。
再起動をしても解消しない場合は、次の方法をお試しください。
図②ケーブルの抜き差しをおこなっても改善しない場合、図①のように有線で接続をし、通信ができれば、ご利用の無線ルーターの不具合が原因です。
また、インターネット自体は利用できているものの、特定の時間帯のみ「繋がりが悪くなる」「接続状況が不安定になる」場合があります。人が集中してインターネットを利用するときは、ご自宅外の通信経路において速度遅延が発生している可能性があります。
道路の渋滞状態と同じでインターネットの回線も混雑し、ページの読み込みなどが遅く感じられることがあります。時間をおいてアクセスし直すのもいいでしょう。時間をおいても状況が改善しない場合は、ご利用のプロバイダにご連絡ください。
無線ルーターの設定や、Wi-Fi(無線)の通信が頻繁に切れる、速度が遅いなど、電波が不安定になる原因と対処方法をご紹介します。
インターネットの快適な回線速度の目安「10Mbps~30Mbps」といわれています。速度が遅いと感じた場合は、速度測定をしてみてください。
速度の計測(有線、無線接続の場合)
「上り」はメールの送信やパソコンからインターネット上へデータを送るときの通信のことで、「下り」はメールの受信やインターネット上の情報を自分のパソコンへ受信させる通信のことです。画像は「下り」のイメージです。「上り」も同様に測定してください。
回線速度の目安「10Mbps~30Mbps」を下回る場合は、ご利用プロバイダへお問い合わせください。
ご自身でご用意いただいた無線ルーターの背面などに切り替えスイッチがある場合は、「ブリッジモード」もしくは「APモード」に設定されていることを確認してください。
また「MANUAL」と「AUTO」の切り替えがある場合は、「MANUAL」に設定してください。一度、電源を切り再起動してみましょう。
つぎに、周波数を選びましょう。周波数は2種類(G/A)。
無線LAN(Wi-Fi)では、2.4GHz(G)と5GHz(A)の2つの周波数が利用できます。周波数を変更することで繋がりにくさを改善できます。無線ルーターの近くのお部屋なら5GHz(A)、遠いお部屋なら2.4GHz(G)がオススメ。
無線ルーターの設置場所を変えてみる
オススメなのは、
また、無線ルーターはメーカー・機種により異なりますが、平均寿命3年~5年といわれています。不具合が続くようであれば、買い替えも検討のひとつといえるでしょう。
設置場所を変えても電波が届きにくい場合は、中継機のご利用をオススメします。
中継機は、無線ルーター(親機)と、電波の届きにくいお部屋などとの中間点に設置し、電波の届く範囲を広げる役割があります。最近ではコンセントに直差しできる小型でデザイン性の高いものも発売されています。
メモ | |
2022.07.21 18:15 | |
2022.07.28 17:01 |