Category:雑記~雑学
Tag:行楽
Entry:2018.11.15 19:02

食べ歩きしながら下町情緒を楽しむ「柴又」。見どころいっぱいの「寅さんの町」

東京の人気観光地として常に上位にランクインする町といえば「浅草」。外国人からも相当な人気で、国内外からかなりの観光客が訪れています。

そんな浅草と同様、下町らしい情緒に包まれた葛飾区・柴又は、映画『男はつらいよ』の舞台となり「寅さんの町」として有名で、古い街並みを活かした門前町はフォトスポットも豊富です。B級グルメの食べ歩きも非常に楽しいエリアですが、まだ浅草ほどメジャーなスポットではないため、混雑に見舞われることもなく、のんびり街歩きを楽しめます。

柴又駅を降りるとまず目に飛び込むのは寅さんの像。みなさんここで記念撮影をしてから帝釈天へと向かうのです。昨年、寅さんの妹「さくら」の像も設置されました。

絶対にはずせない観光スポットは、もちろん「帝釈天」ですが、ほかにも「矢切の渡し」「寅さん記念館」「山本亭」(美しい庭園)など見どころが満載。

そして、じつは今回一番楽しみにしていたのはグルメ!柴又駅から帝釈天へと続く参道には風情ある商店街があり、名物の草だんごをはじめ、のんびりと食べ歩きを楽しむことができます。

まず立ち寄ったのは、駅を降りて少々歩くとすぐに見えてくる「かなん亭」。無添加の手づくり寒天を使ったあんみつなど、甘味や食事も提供していますが、店頭で焼いている焼き鳥のいい香りに思わず引き寄せられます。「ねぎま」と「うなぎ短冊串」を1本ずつと、モツ煮込みを買い、柴又食べ歩きスタート!

かなん亭の向かいにはレトロな風情に包まれた駄菓子屋「ハイカラ横丁」が。もちろんするすると吸い込まれるように店内へ。けっこう奥行きがある店内に、かなりの種類の駄菓子がずらり。これだけ品数がそろっていると、子どもも大人もテンションあがります。思わず大人買いしてしまう人も多いはず。

さらに少し行くと、柴又街道の手前にうなぎの名店が2店、向かい合うようにして建っています。左側には創業230年の老舗「ゑびす屋」。右側には創業100年の名店「たなかや」。柴又では珍しい「どじょうの柳川」も提供していますが、やはりおすすめはうなぎです。

ほかにも、創業250年以上の「川千家(かわちや)」、幾多の著名人に愛された「川甚(かわじん)」など有名店がたくさんあるので、要チェックです!

柴又街道を渡ると、いよいよ「帝釈天参道」。道の両側には飲食店のほか、仏具屋さんやお土産物屋さんなどが軒を連ねます。

柴又名物のひとつ、草だんごはぜひ食べてみましょう。どのお店も「食べ歩き」を推奨(?)しているので、1本ずつあちこちで買って食べ比べするのもおすすめです。

こちらの「亀家本舗」では、みたらしだんごと栗だんご(秋限定)を1本ずつ。亀屋本舗さんは、ほかにも「ずんだ」「ごま」「のり」「紫芋」など種類も豊富なのでいろいろ食べたくなっちゃいます。

もう少し行けば「帝釈天二天門」が見えてきます!...と思ったら、何やら練り歩きが始まりました。予備知識なしで行ったので「何事だろう?」と思いましたが、あとで調べてみたら、ちょうど「柴又帝釈天 おいらん道中」をこの土日の2日間だけやっていたようでした。

このエリアは、毎月10日に「寅さんの日」、奇数月に「庚申の縁日」、2月に「節分会」、4月に「さくらまつり」などなど、お祭りや縁日がいろいろあるので、調べてから訪れるのもよいかもしれません。

華やかなおいらん道中を見送ったら、いざ帝釈天(正式名称は「経栄山題経寺」)へ。病気平癒のご利益があるといわれ、地元民や観光客でにぎわっています。

境内はさほど広くはないのですが、立派な松の木や見事な木彫り、古くて渋いおみくじ箱、彫刻ギャラリーなどもあり、見どころいろいろ。この世を浄化し人々の罪や穢れを清めてくれるという「浄行菩薩」も祀られています。菩薩さまの横に手ぬぐいとたわしが置いてあり、体の悪いところと同じ場所をこするとよいそうです。

せっかくなのでもう少し歩いて、柴又と対岸の千葉県を結ぶ「矢切の渡し」まで行ってみることに。江戸時代初期から続く渡し船で、都内に残っているのはこちらだけ。小説『野菊の墓』や、歌謡曲『矢切の渡し』で有名ですし、もちろん寅さんもたびたびこの渡し船に乗っていましたね。

片道200円で乗れるそうですが、乗り場は思ったよりあっさりしたつくりで、「あれ?本当にここ?」と思ってしまいました。むしろこれがリアルな姿だったのかもしれませんね。

「矢切の渡し」は運航時間が16時までと短いため「おいらん道中」で足止めを食った今回は乗ることができず...。「寅さん記念館」「山田洋次ミュージアム」「山本亭庭園」を含め、次回にまわしたいと思います。

柴又駅から帝釈天参道をのんびり歩いて帝釈天でお参りをし、矢切の渡しの乗り場までゆっくり散策。そこからまた参道へと戻ってくるころには日も暮れてきました。

すでに店じまいしたところも多かったですが、暮れてゆくタイミングの参道もなかなか風情があります。食べ歩きも観光もいろいろ楽しい葛飾・柴又。ぜひ一度訪れてみてください。

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